ミニマリスト・ライフスタイル

座禅(坐禅)の意味とは?金沢の大乗寺で心を開放してきたよ

更新日:

前から行ってみたいと思っていた金沢の大乗寺で座禅(坐禅)体験をしてきました!

座禅(坐禅)する意味を深く考えたことがなかっただけに目からウロコとはこういうことなんだと気付いたわけです。

 

では実際に座禅(坐禅)体験を終えて、その本当の意味がわかったので公開していきます!

 

スポンサーリンク

体験前に思っていた座禅(坐禅)のイメージ

まずは座禅という文字からして間違っていたという事実。

本来は座禅ではなく坐禅と書くのが正しいそうです。

 

世間では坐禅という漢字の方が常用されていないために、ほとんどの人が座禅と書く方に勘違いしているんですね。

 

実際に体験する前のイメージは、単純に坐禅することでリラックスできるのだと思っていました。

 

そして坐禅中にお坊さんが自分たちの後ろを歩くたびに、集中していない人に対して警策(きょうさく)で叩かれるということ。

警策(きょうさく)というのは平たい棒のようなものです。

よくテレビで見るのは芸人がオーバーリアクションともいえる感じで飛び上がっているイメージです。

まさにあのテレビで見ているままの坐禅なんだろうなと。

 

スポンサーリンク

坐禅にはちゃんとした作法があった

まずは坐禅に作法というものがしっかりとあることに驚きました!

 

体験する前にその作法についてのレクチャーを受けたわけなんですが、やはり初心者にとっては難しいことばかり。

初めて耳にする言葉もあるので、まずは動作だけでも頭に入れておこうという感じでした。

 

合掌のやり方

手のひらを合わせて指先をしっかりとそろえます。

それを自分の鼻の高さに合わせて、位置は鼻からこぶし1つ分くらいを開けるということ。

ひじは張るのですが力を入れないようにしなくてはいけません。

これが案外難しいです。

ひじをしっかり張ろうとするとどうしても力が入ってしまうので慣れもあるんですかね。

これから修行していきます(笑)

 

叉手(しゃしゅ)のやり方

合掌はまだわかりますが、叉手(しゃしゅ)という言葉は初めて聞きました。

立っているときや歩くときの作法とのこと。

 

左手の親指を手の中に収めて握り、それを自分のみぞおちあたりに甲を見せるようにおきます。

そしてそれを覆い隠すようにそっと右の手のひらを置くという感じ。

 

 

足の組み方

坐禅をする際には坐蒲(ざほ)という坐禅用の座布団を使います。

この坐蒲(ざほ)に乗っかった状態で右足を左足のももに、そして左足を右足のももに乗せて坐禅の準備が完了というところです。

 

しかし慣れていないとこの体勢がきついのなんのって。

決して大袈裟ではなくてぜひやってみてください。

体が硬いとなおさらしんどいと思いますよ(笑)

足を組み終えたら左右揺振(さゆうようしん)といって、手を写真のように膝に置き、上体を横揺れさせます。

要は上体のバランスを整えるということです。

 

坐蒲(ざほ)に座っている状態なので足の床に接している部分と坐蒲(ざほ)の位置がちょうど3点になっていて、3点倒立ではないですが、うまくバランスが取れているのを確認しながら上体の揺れを徐々に抑えていきます。

 

手の組み方

手の組み方はなんとなく自分の組みやすい方でいいのかなと思っていたのですが、右手が下で左手が上になるそうです。

 

性格診断でよくあるじゃないですか。

腕の組み方で左が下になるかとか、手を組んだときに親指が上になるかとか。

 

実はこの坐禅のときの手の組み方には最初すごい違和感がありました。

でもなんでなんでしょうか?

不思議と違和感がなくなってきたんですよね。不思議なものです。

手の置く場所に関しては下腹部あたり。

自然な楽な形で置いていきます。

 

上体の姿勢

背筋をピンと伸ばして、頭が天井に引っ張られているようなイメージです。

実際の坐禅中にも結構指摘されていたのですが、僕は右側にちょっと傾く傾向にあるようなので、左右揺振(さゆうようしん)と合わせてもっと姿勢を意識しなくてはいけません。

 

坐禅中は目をつむるものだと思っていたのですが、これも正式には間違い。

目に力を入れない状態で斜め下に視線を落とすということらしいです。

 

ただこの場合、姿勢が悪くなりがちになってしまうので頭の位置の意識は忘れずに姿勢を正すということをやりましょう。

 

ヨガのように呼吸法も何かあるのかと思っていたのですが、呼吸は自然の形でいいそうです。

坐禅のやり始めに深呼吸した方が体全体がリラックスできるそうなので最初だけ意識すればいいということですね。

 

警策(きょうさく)の受け方

警策(きょうさく)の受け方にも決まりがあって、大乗寺ではお坊さんの方から坐禅している方への警策(きょうさく)はないということ。

 

坐禅中に雑念があったり、姿勢が悪いなと感じたときに自分自身で求めるものだそうです。

 

もし受けたいと思ったら、近くに来られたときに合掌をします。

肩を2回「ポンポン」とされるので、耳に当たらないように左に首を傾けて、骨に当たらないようにちょっと背中を丸めるということ。

 

僕は坐禅中にどうしても雑念が消えなかったので、怖いながらも合掌してみました!

肩を「ポンポン」。

めちゃくちゃ恐怖でした(笑)

 

 

痛ったーー!!

というのが正直な感想。

芸人がオーバーリアクションじゃないというのがよくわかりました。

 

痛そうだなとは思ってはいたものの、正直我慢できるような大したものじゃないだろうと思っていただけに、マジで声が出そうになりました(笑)

 

でもこれも不思議なもので、そう考えるのは一瞬だけで自然と心が落ち着くのがわかったし姿勢もしっかりするわけです。

 

その他作法について

お寺で坐禅をする場合に必要なことはあります。

入堂のやり方、問訊(もんじん)のやり方、経行(きんひん)のやり方などです。

 

ただ僕自身見様見真似でやっていたので、そのやり方については詳しく理解できませんでした。

今後自宅で坐禅をすることを考えると必要ないのかなと思う知識ではありますが、お寺で坐禅する場合は必須ですので覚えておくことはおすすめします。

 

詳しく掲載されているサイトがありましたのでご紹介しておきます。

 

スポンサーリンク

法話を聞くことで坐禅に深い意味があることがわかりました!

お彼岸が近いということもあり、そちらの法話がありました。

そもそもお彼岸の彼岸というのは、六波羅蜜(ろくはらみつ)という仏様の境涯にいたるための六つの修行を行い、悟りの世界にいたることを言うそうです。

 

六波羅蜜(ろくはらみつ)の内容

  • 布施(ふせ)・・・見返りを求めず分け与えるということ
  • 持戒(じかい)・・・自らをいましめること
  • 忍辱(にんにく)・・・たえしのぶこと
  • 精進(しょうじん)・・・長く良いことを続けること
  • 禅定(ぜんじょう)・・・落ち着いて考えること
  • 智慧(ちえ)・・・5つの修行することで新しいことがでてくること

僕は六波羅蜜にある禅定と坐禅を完全に一緒にしていました。

 

禅定とは今あることに対して落ち着いて考えること。

瞑想や最近Googleなど大手企業でも導入されているマインドフルネスは禅定の方の考え方です。

要は坐禅ではなくであるということであり、似て非なるものということ。

 

坐禅は本当に何も考えていない状態です。

悟りに近い極限状態にあるということなんです!

 

これを聞いたときに正直その極限状態にいくことはできないかなというところはありました。

六波羅蜜と呼ばれる修行をしているわけではありませんし、実際に坐禅をしていると現状ある問題は少なからず考えてしまうんですよ。

 

いや、むしろ坐禅中の方が、今ある問題に対して向き合っているという感じでしょうか。

ただ、それがすごく冷静になって向き合っていると言いますか、普段では考えられないようなイメージも出てくるわけです。

 

それを体験してわかったので、僕にとっての坐禅は禅の方が合っているなと感じたわけです。

それでも坐禅の本当の意味を知らなければおそらくずっと瞑想やマインドフルネスとの違いについて知ることはなかったでしょうね。

 

金沢市にある大乗寺とは?

ものすごく広大な土地にある大きなお寺だということが行ってみてわかりました。

一般道から入って門にたどり着くまでに坂があって、わりと門までの距離があったので車で行かないとおそらくかなりきついです。

駐車場がものすごく広かったのですが、それだけ訪問される方が多いということなのでしょう。

自然に囲まれているのでものすごくアニミズムと言いますか、パワーを感じました。

僕はこういった癒しや風景のあるパワースポットはすごく好きです。

ちょっと涼しくなってきたころのセミの音がさらに癒しとなって心地良かったです。

こちらのホームページにも記載はあるのですが、日曜日だと13時半から坐禅会があって、その他に毎朝4時半という早い時間からも行われているようです。

僕はさすがにそんな早い時間から行くことはしんどすぎて無理です。

ここまでいくと本当に修行している感じですよね(笑)

 

実際に僕が行ったのは日曜日の坐禅会でした。

約50人もの人が来ていたらしいのですが、それだけのストレスや煩悩と呼ぶべきものがそこにあったということを考えると少し怖さも...

 

まとめ

本格的な坐禅とまではいきませんが、GoogleやFacebookやYahooなど各社がマインドフルネスという形で社内のコンテンツとして取り上げ、実際に成果がでているということを考えると無下にはできないですよね。

 

本当に修行として取り入れてなかったとしたら、僕のように坐禅をしたとしてもすべての雑念を取り払うのは無理なはず。

 

だけどその雑念と思っているものが違う見え方をしてきて、それが冷静に見えることを考えると次につながる確かな効果がありそうな気はします。

 

ちょっと面白いなと感じたのは六波羅蜜の内容が実は結婚生活につながる内容ではないかと思ってしまったこと。

もう一度見てください。

これができれば家庭円満に絶対になるでしょうね。

結婚もある意味修行ということです(笑)

  • この記事を書いた人

あらやす

石川県在住のライターです。ライフスタイルや価値観に共感していただいたあなたと縁(EN)があったことをうれしく思います^^

-ミニマリスト・ライフスタイル

Copyright© ENジニア , 2018 All Rights Reserved.