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【ネタバレ感想】犬が好きなら絶対に見るべき映画「僕のワンダフルライフ」

更新日:

犬を飼っている立場として見たかった映画が「僕のワンダフルライフ」

動物を題材にした映画って結構コメディものが多いので、そんな感じなのかなと期待しないで見てきたのですが...

 

最終的に涙、涙、涙。

ハンカチも持たずに見に行っていたのでエンドロールが終わっても、そのぐしゃぐしゃの顔が恥ずかしくて中々席を立つことができませんでした(笑)

 

以下ネタバレを含むので注意してくださいね。

 

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僕のワンダフルライフをネタバレ考察してみよう

(画像引用元:映画『僕のワンダフル・ライフ』公式サイト

 

簡単なあらすじ

車内で放置されて息絶えそうになっていたゴールデン・レトリバーをイーサンという幼い男の子と母親がその命を救ったことから物語ははじまる。

 

ベイリーと名付けられたゴールデン・レトリバーはイーサンに愛され、そしてイーサンを愛して、お互いにかけがえのない存在に。

 

ベイリーはずっとイーサンのそばにいようと決意する。

 

しかし...

人より短く生を終える「犬生」ではそれが叶わぬ願いだと気付く...

 

そしてその犬生を終えたときになんと!

他の犬に生まれ変わっていた!!

 

その都度かかわる人間との関係。

50年のときを経てベイリーとイーサンの奇跡の再開。

犬生の意味を求め続けたベイリーの答えとは...?

 

ベイリー編のネタバレ考察

(画像引用元:映画『僕のワンダフル・ライフ』公式サイト

 

映画の冒頭で実は主人公の犬が生まれ変わっているという前提でスタートします。

というのも生まれたばかりの子犬があっさりと野犬として保護されて命を絶たれてしまうというところからはじまったのです。

 

このときにすでに後々名付けられるベイリーという犬はなぜ産まれてきたかという意味を探し出していました。

 

犬の目線で考えていることなど言葉にして表現していましたけど、「冒頭でこんなに考えさせられるのか」と深いテーマがある映画なんだとこの時点で考えましたね。

 

おそらくコメディやエンタメ要素は薄いだろうと。

ちょっと身構えて鑑賞することにしました。

 

 

そんな主人公の犬が次に生まれ変わったのはゴールデン・レトリバー。

おそらく繁殖されて売りに出されているであろうオリから抜け出したところに、タイミング悪く、あからさまに柄の悪そうな2人組に捕まるわけ。

 

そして太陽が照り付ける中で車内に放置され息絶えそうになっていたところに8歳の男の子のイーサン(ブライス・ゲイサー)がそれを発見。

 

そのとき一緒にいた母親が衝撃の行動に!

ガッシャーん!!

 

あらやす
犬が息絶えそうになっているのはわかるけど、車の窓ガラス割る前に車の持ち主を探そうよ!

 

まあでも気持ちはわかります。

これがリアルなら後々面倒なことになりそうですけど...

 

細かい話をつまんでもしょうがないので続けますけど、その後すでに家に犬を連れてきてしまいます。

そして家族協議の結果、そのゴールデン・レトリバーを飼うことに。

 

名前は「ベイリー」

イーサンはベイリーのことが好きすぎて「ベイリーベイリーベイリーベイリー」と連呼するんですが、当のベイリーは自分の名前が「ベイリーベイリーベイリーベイリー」だと勘違いするところなんかはなんかほっこりとしてクスっとしてしまいました。

 

そんなベイリーがイーサンに対して「ずっと君のそばにいると決めたんだ」というところで、僕も犬を飼っている立場として「本当にこう思っていてくれたらいいな」なんて思わず感情移入してしまいましたね。

 

それからベイリーはイーサンのそばにずっといるんですけど、印象的でもあり、後々この映画の肝となるアイテムが「ラグビーボール」(アメリカンフットボール?)

 

ある出来事で落ち込むイーサンを見て、ラグビーボールで遊ぼうよと言わんばかりに倉庫からそれを持ってくるベイリー。

 

そうなんですよね~。

犬ってわりと人を見て行動しているような気がするんですよ。

喜ぶときは一緒に喜んでくれる

寂しいなって思うときは寄り添ってくれる

怒っているときは近づこうとしない(笑)

 

そしてそのラグビーボールで遊びだすわけですが、ベイリーは遊んであげている気になっていて、でもそれがすごく幸せな感じ。

 

イーサンはそのラグビーボールを使ってベイリーに独特の芸を覚えさせて自分の父親に披露します。

ボールを真上に投げた瞬間に自分の背中を利用してダイブしながらボールを受け取るというわりとすごい芸。

 

あらやす
たぶん僕の犬はできないだろうなあ。いや、でも身体能力は高い方だし、できるかも!

とか考えながらここでの場面はほのぼのと見ていました。

これが重要な場面となるとは思いもしなかったですが...

 

 

そしてその遊びが功を奏したのか、イーサンは大学のスカウトから注目されるほどのアメリカンフットボールの選手に成長。

 

そんなちょっぴり大人になったイーサン(K.J.アパ)は遊園地である女性に一目ぼれ。

そんな感情を汗のにおいで察したベイリーはその女性にわざとちょっかいをだしにいきます。

 

あらやす
さすがにここまではわかんないでしょー

とは思っていましたが、その女性ハンナ(ブリット・ロバートソン)と付き合うことに。

 

どこに行くにもベイリーはイーサンと一緒。

もちろんハンナとデート中もね。

そしてハンナも群れの一員として大好きになっているということ。

群れと表現しているのが犬っぽいですよね(笑)

 

そんなうまくいっているイーサンとは逆に父親はおそらく事業がうまくいっていない?のか、酒乱になって家族にあたって出ていくことに...

 

そしてそんな中、タイミングよくイーサンに妬みを持つ同級生が現れるわけ。

「できるやつでもあんな父親がいるんだな」(的なニュアンスだったと思う)

イーサンは殴って返り討ちにするけど、それがさらなる恨みを買ってしまうことに。

 

なんと!

イーサンの家に火をつけられてしまうんです!

あらやす
まじか!殴られたくらいでやりすぎやろ!

 

火事になる家から逃げ出すためにイーサンは2階から飛び降りるわけですけど、そのときに足を負傷。

大学でフットボールをやる夢を絶たれて母親の田舎で暮らすことになるんですね。

 

そこで劣等感を感じてしまって、お見舞いにきたハンナさえも突き放してしまう。

 

こんな状況になってもベイリーはずっとイーサンのそばにいます。

ただ遊べなくなったことが少し物足りなさそう。

 

イーサンは今後田舎で暮らしていくために農業の学校にいくことが決まって、そこで一旦ベイリーと別れのシーンが。

 

離れて暮らすことになったイーサンが車の中にあったラグビーボールをベイリーに投げるわけ。

「帰ってくるまで預かっておいて」という風に。

だけどベイリーは久々に遊んでもらえると思ってイーサンの乗る車を勘違いして必死に追いかけるんですよ。

この純粋無垢な犬の行動に泣けましたね。

 

 

そこから遊ばなくなったベイリーは病気にもなって最後のときを迎えることに。

そこでもベイリーが思うことは「イーサンのにおいがしない」と気に病んでいること。

イーサンが駆け付けたときにイーサンのにおいだと気付いて静かに息を引き取るシーンに号泣です。

暗いので人からは見えていないですけどこんな感じですよ。(笑)

 

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エリー編のネタバレ考察

(画像引用元:映画『僕のワンダフル・ライフ』公式サイト

 

ベイリーはシェパードに生まれ変わり、エリーという名前で警察犬として生きていくことに。

前世の記憶はずっと残っているんですよね。

 

だからイーサンとの楽しい思い出があるだけに訓練している生活は楽しくないと思っているわけ。

そしてなんだか不愛想な相棒の警察官のカルロス(ジョン・オーティス)。

 

そんな不愛想なカルロスを孤独だからと感じ取ったベイリーは、イーサンのときと同じようにずっとそばにいようと試みます。

 

だけどカルロスは受け入れてくれない。

だけどベイリーもあきらめずにそばにいようとします。

そんなベイリーに次第に心を開いていくカルロス。

 

あれだけ不愛想だった男が見せた何気ない笑顔に

あらやす
カルロスぅ、そんな笑顔もできるんだねー

とちょっとうれしくなりました。

 

そんな心を開き始めたときに事件が!

警察犬として力を本領発揮するベイリー。

 

そして犯人を追い詰めたときにカルロスが背後から撃たれようとしたその瞬間!

あらやす
ナイスだよ!ベイリー!

 

間一髪犯人の腕に噛みつき、カルロスは助かったのですが...

もみ合いの際にベイリーは撃たれてしまい、息絶えてしまいます。

 

あれだけ感情を見せなかったカルロスのベイリーを助けたいという必死さが伝わってきてまた号泣です。

孤独だと感じていたカルロスがどれだけベイリーに救われていたのだろうと感じた瞬間でした。

ベイリーが死んだ後のカルロスが心配ではあります。

 

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ティノ編のネタバレ考察

(画像引用元:映画『僕のワンダフル・ライフ』公式サイト

 

次にベイリーはコーギーに生まれ変わり、これまた孤独で内気なふくよかな女性マヤ(カービー・ハウエル=バプティスト)と出会い、ティノと名乗って生きていくことに。

 

「今私が何を食べたいと思っている?」とマヤが聞くわけ。

ドッグフード以外の食べ物を一緒に食べすぎて、マヤが今食べたいものがわかるようになるベイリー。

 

でもさすがに運動をさせた方がいいと獣医に突っ込まれるマヤ。

そこで行った公園でベイリーが起こした行動でイーサンと同じくマヤにも運命の人が現れるんですね。

 

ベイリーはその運命の人が飼っていた犬に一目ぼれ。

ちょっかいを出しに行った結果、その飼い主がマヤと同じ大学?の教室が一緒だったという男性だったんです。

 

そしてマヤはとんとん拍子に結婚し出産。

子供たちとベイリーが遊び描写はすごく微笑ましかったです。

 

でもやはりベイリーにとって最後のときが。

マヤはベイリーにいつも聞いていたあのフレーズを言います。

 

「今私が何を食べたいと思っている?ピザよ」

ベイリーはもう食べられないと命を引き取ります。

 

バディ編のネタバレ考察

(画像引用元:映画『僕のワンダフル・ライフ』公式サイト

 

次にベイリーは大きな雑種?に生まれ変わります。

保護された子犬だったのかな?

もらってくれる人を探していたときに、あからさまに世話しなさそうなピアス女子にもらわれることに。

 

案の定、家にはいれてもらえず、外に鎖で繋がれたまま、時だけが過ぎていくんですね。

あらやす
いい加減な気持ちでもらっていくなよ!

と作り物の映像にいら立ちを感じていたのですが、実際にいると思うんですよ。こういういい加減な人たちって。

 

そして最終的には訳の分からないところに置いてけぼりにする始末。

こうやって捨て犬という存在ができるんだなと改めて嫌悪感を覚えるわけです。

 

でもベイリーは逆に「もうあそこには戻りたくない」と当てもないまま歩き出します。

そんなとき、ドッグランのような場所である犬に懐かしいにおいを感じるベイリー。

 

ここで僕はピンっと来ましたね。

あらやす
なるほど。ここで繋がるわけね。

 

でもここでは回答は出しません。

あらやす
こっちはもうわかっているのに引っ張るね~

 

そしてまた歩き出したときに懐かしい風景や思い出がよみがえり、ベイリーは麦畑を走り出します。

 

そうです!

イーサンと暮らしていたあの田舎の風景だったんです!

 

そして...ついに...ついに...

時を超えてイーサン(デニス・クエイド)と出会うことが出来たんです!

転生っていうファンタジーなんですけど、ベイリー側に「やっと会えた!」っていう感情をリンクしてしまい、犬側の気持ちで感動してしまいました(笑)

 

だけど犬の容姿が違いますから当然イーサンはわかりません。

あらやす
しかしイーサン歳とったな。3回も転生しているから当たり前か。

 

だから自分では世話できないと判断して日本で言うところの保健所にベイリーを連れて行ってしまうんです。

ベイリーだけがわかっているというところに切なさを感じました。

 

だけどイーサンも本能でわかっているのかな。

夜が明けて気になって結局ベイリーを引き取りに行きます。

 

そして新しい飼い犬として付けた名前が「バディ」です。

その名の通り相棒という意味。

 

ベイリーは幸せそうなんですが、イーサンと出会ったことであることを思い出しました!

あのドッグランで出会ったにおいのことを。

 

ベイリーは家を抜け出し、そのにおいの元をたどったときに行き着いたのがハンナ(ペギー・リプトン)の存在でした。

あらやす
よし!俺の予想通りだったね!

はい、自己満足するわけです(笑)

 

 

そして若かったあの頃のように再びイーサンとハンナを出会わせて、恋仲にすることに成功。

 

しかしベイリーにはまだやるべきことが。

それは自分がバディではなくてベイリーだとイーサンに気付いてもらうこと。

 

ベイリーは倉庫からまた懐かしいにおいを感じてゴソゴソ。

 

そうです!

イーサンが幼い時に一緒に遊んでいたあのラグビーボールを発見するわけ。

 

そしてイーサンに遊んでもらうんですが、「すごい芸ができるのか?」とベイリーに聞いてイーサンも本能的にやった行動があの芸!

そう、ボールを真上に投げた瞬間に自分の背中を利用してダイブしながらボールを受け取るということ。

 

その瞬間イーサンはベイリーだと気付きます。

時を超えてまで自分に会いに来てくれたとイーサンが感じた感情が移ってしまい大号泣です。

しかもこれがほぼラストシーンなもんですからすぐに館内から出れなくなってしまったというオチなんです(笑)

 

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まとめ

何か産まれてきたことに意味を探してきていたベイリーだったけど最後には「ただ、今を一緒に生きる」という単純でまっすぐな結論になったときに最後の最後でまた号泣してしまいました。

 

映画を見終わった後はとにかく自分の飼い犬に会いたくて急いで帰ったわけなんですけど、最初はいつものように尻尾を振って迎えてくれます。

 

だけど時間が経つうちに...

お尻を向けたまま。

 

名前を呼んで近づいても...

 

外に何かあるのか夢中です。

 

勝手に振られた気分で仕事をはじめると...

こんな感じで膝の上に乗って仕事を邪魔しにくる、なんやかんやで可愛い奴です(笑)

 

「僕のワンダフルライフ」を見終えての感想は、ただ単に感動するだけの映画ではなくて、要所要所にある、社会的な動物に対しての問題も訴えかけている冒頭に感じた深いテーマがあったのだと思っています。

 

久しぶりに感慨深く、感動した映画だったのでもしかしたらもう一度見に行くかもしれません。

それぐらい名作になる可能性があると感じました。

 

ただ少し心残りがあるとしたら、他の飼い主がいる中でイーサンに執着しているのが気になりました。

細かいことは抜きにして総評して良い映画でした。

実際に3か所ぐらいで号泣してますしね(笑)

  • この記事を書いた人

あらやす

石川県在住のライターです。ライフスタイルや価値観に共感していただいたあなたと縁(EN)があったことをうれしく思います^^

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