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【ネタバレ感想】映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は本当に奇跡の物語だった!

更新日:

本日よりHey!Say!JUMPの山田涼介さんと西田敏行さんの主演映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」がはじまったのでさっそく鑑賞してきました!

 

もともと原作があって、東野圭吾さんの小説ということで注目が集まっている作品。

東野圭吾さんの小説の中で史上最高の感動作とも評されていたようなので期待も高まります。

ただ原作を読んでから映画を見に行くとギャップだったり対して突っ込みを入れたくなるのでそこはいつも通りフラットな感じで鑑賞することに。

 

以下ネタバレを含むので注意してくださいね。

 

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ナミヤ雑貨店の奇蹟(奇跡)を思いっきりネタバレ考察してみる

(画像引用元:映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』公式サイト

 

簡単なあらすじ

1969年の話。

ナミヤ雑貨店の店主の浪矢雄治(西田敏行)は雑貨店とは別で悩み相談を受けていた。

 

話は飛んで2012年の話。

ある屋敷に強盗として忍び込んだ「丸光園」という児童施設出身の敦也(山田涼介)と翔太(村上虹郎)と幸平(寛一郎)。

 

逃走の際に自分たちが乗ってきた車が動かない。

仕方なく翔太が下見して見つけていた一軒の空き家で一晩過ごすことを思いつく。

そこは「ナミヤ雑貨店」だった。

 

そんな空き家のはずの郵便口から1通の手紙が放り込まれた。

そして3人の奇妙な体験がはじまる...

 

思い起こす場面1のネタバレ考察

(画像引用元:映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』公式サイト

 

まずは敦也と翔太と幸平が忍び込んだナミヤ雑貨店の話から。

 

空き家なのに郵便口から手紙が届いて焦る3人。

見つかるとまずいということで慌てて家を飛び出すのですが、なぜかナミヤ雑貨店のある商店街から抜け出せないんですね。

 

商店街の明かりが灯りだすシーンは「千と千尋の神隠し」の冒頭の幻想世界に迷い込んだような感じ。

なんとなくこれから深いところにいくんだろうなということでドキドキできて良かったです。

 

ただそこで???となる場面が。

その商店街に急にバスが走ってきて「ぶつかるー!」という瞬間に3人を通り抜けてしまうというハリーポッターさながらの演出(笑)

「正直この場面いるか?」

 

そして霧がモヤモヤと出現してなぜかナミヤ雑貨店の前に戻されてしまうことに。

 

この商店街に3人を残されなければいけない理由があったからこその強引な演出だろうなとは感じました。

 

仕方なくもう一度ナミヤ雑貨店に戻り、時を過ごすわけですが、雑貨店を物色しているときに店主の浪矢雄治が悩み相談をしていたという過去を知ります。

 

そこで出てきた悩み相談を受けるための重要なルール。

相談者はシャッターにある郵便口から手紙を入れ、それに対する回答は牛乳箱に入れるということ。

 

そして幸平がその1通の手紙に「返事を書きたい」と言うわけ。

だけどそこに書いてあった差出の日付が1980年という32年前からだったので劇中の3人と同じく不思議な気持ちになりましたね。

 

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思い起こす場面2のネタバレ考察

(画像引用元:映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』公式サイト

 

1通目の手紙の主は「魚屋ミュージシャン」

1980年の過去の話にいくわけですが、松岡克郎(林遣都)という東京でプロミュージシャンを目指している若者の話。

 

プロになれずにくすぶっていたときに親族の葬儀があって戻ってくるわけですが、父親が営んでいる魚屋を継ぐべきか、ミュージシャンを続けるべきか、という悩みをナミヤ雑貨店のルールに従って手紙を郵便口に投函するんですね。

 

その手紙が2012年の3人に届いていたというわけ。

あらやす
「あー、また時間軸系の話かー!」

とここらで理解しました。

 

最近見た映画が時間軸、タイムリープをテーマにしていただけに、「またかー」と1人げんなりしてしまいました(笑)

 

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不思議な体験をしているからかわからないですが、3人も過去からの手紙ということをわりとすんなり受け入れているような感じでしたね。

 

そして敦也は「とんだ甘ちゃんだ」と吐き捨て、魚屋を継ぐようにと書くわけですが、牛乳箱から手紙を取り出した松岡克郎は腑に落ちずに3人と何度かやりとりを重ねます。

 

松岡克郎は自分で夢をあきらめたくないという気持ちがあったんでしょうね。

だから結局手紙のやりとりをしていても腑に落ちなかったということ。

 

そして父親が病床に倒れたときに仕方がなく手紙の通りに魚屋を継ごうと話をすることになるんですが、「負け戦でもいいから足跡を残せ」という言葉を父親からもらって再度上京を決意するんですね。

 

このときの父親の言葉、すごく胸に突き刺さりましたね。

僕に自己満足を貫き通せ!って言われているようで。

自己満足は悪いことなのか?いや「じこまん」こそが人生の幸せだ!

日々生きていく中で何かうまくいかないことが出てきたら 「自分だからうまくいかないんだ」 「あの人みたいな性格だったらうま ...

 

上京前にまた3人と手紙のやりとりをするわけですが、松岡克郎は郵便口まえでハーモニカを吹き始めます。

そこで3人が「これってセリの歌じゃん!」

となるんですけど、僕は

あらやす
え、誰誰誰?

となってしまいました。後から繋がるわけですが...

 

そして最後の3人からの手紙を受け取った松岡克郎は電車の中でその内容を確認します。

内容はそのハーモニカを聞いた3人からの新しいメッセージ。

記憶があいまいですが、確か「あなたの曲は世の中に残る」的な内容だったと思います。

 

 

それからまたときが変わって1988年。

松岡克郎は「丸光園」という児童施設にクリスマスライブ?のような形で子供たちに歌を聞かせることに。

 

しかし松岡克郎役の林遣都さんは歌が下手でしたね(笑)

売れないミュージシャンを演出するにしても、もっとうまくてもいいと思ったのはきっと僕だけではないだろう...

 

そこで子供たちに聞かせたオリジナルソングがまさにナミヤ雑貨店の前でのハーモニカの曲。

その曲に過剰なまでに反応を見せたのが子供のセリ(鈴木梨央)という女の子でした。

あらやす
うん、うん、なんとなく繋がってきたぞ!

 

というか鈴木梨央さんの演技がヤバすぎです!

なんですか!あの涙を誘う最高の演技は!

こんな子役がいると大人の役者もうかうかしてられないだろうな(笑)

 

その晩、松岡克郎は流れで丸光園に宿泊することになるんですが...

まさかのタイミングの悪い火事が発生!!!

 

そして火事の現場にセリの弟が取り残されていることに気付き、松岡克郎が弟を助けることに成功!

しかし、身代わりとなって松岡克郎は死ぬことになりました...

 

2012年に戻り、セリが大人(門脇麦)になっていて歌手に!

そして松岡克郎が歌っていた曲を引き継いで歌っていたんですね。

林遣都さんに比べたら門脇麦さんはめちゃくちゃ歌がうまかったです。

なんかイメージと違って意外でした。

そして3人が1980年の松岡克郎に言っていたことやそれによって運命が少し動いてこうやって足跡をセリに残せていたというところで感動してしましました!

正直そういう流れになるかなというのはなんとなく読めていたんですけどね(笑)

 

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思い起こす場面3のネタバレ考察

(画像引用元:映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』公式サイト

 

過去と未来が繋がった3人は店主の浪矢雄治はどういった人物だったのかということを気にし始める。

 

場面は再び1980年。

店主の浪矢雄治はあいかわらず悩み相談を受けているわけだが、「グリーンリバー」という差出人の相談を考えていた。

 

内容は不倫してできた子を一人で育てていくかどうかということ。

そこに息子の浪矢貴之(萩原聖人)がやってきて、「そんなの堕ろすって書くだろ」と一言。

 

浪矢雄治がこの時点ですごく調子が悪そうなのが気になる。

案の定、倒れて末期のすい臓がんだということが判明します。

 

そんな中、病床で新聞記事を読んでいた浪矢雄治は無理心中した親子の記事を見て、「これはグリーンリバーさんではないのか」ということに気付いて、自分が相談に乗ってあげたことによって人の運命を悪い方にもかえているのではないかと自暴自棄になってしまいます。

ところで誰にも見えていないけどスクリーンに写っているこの女性は...?(ちょっと怖いぞ)

意味が分からなくても大丈夫です。

後から伏線回収します。

 

確かに考えることは自分が相談に乗ってそのとおり実行した結果が悪いものだったとしたら...

下手したら逆恨みされる可能性もあったわけです。

それでも悩み相談を無料で行い続けていたのは浪矢雄治に何か理由があったのだろうか?

 

またしばらくして浪矢雄治は浪矢貴之に最近おかしな夢を見ると言う。

自分がナミヤ雑貨店にいて、悩み相談を受けていた人からメッセージが届くという夢を。

だからナミヤ雑貨店に戻りたいということを告げ、1日だけナミヤ雑貨店に戻ることになります。

 

そこでなんと!

浪矢雄治が夢見ていたことが現実に!!

未来から悩み相談を受けた人たちからの手紙がどんどん届くわけです。

 

なぜ本当に未来から手紙が届いたということもそこには奇跡があるんですよねー。

後から判明します!

 

その中の1通に「グリーンリバー」の娘(山下リオ)からの手紙が。

 

場面は娘に切り替わるのですが、この娘もまた丸光園の出身であること。

そしてセリと同じ丸光園出身の友達でもあるということ。

あらやす
いやー、繋がりますねー

 

そしてある日不倫でできた子供であって無理心中した母親の子供であることを知ったときに自殺未遂してしまうことに...

 

セリがお見舞いに行ったときに母親の遺品の1つとして浪矢雄治からの手紙を渡します。

「子供を幸せにする覚悟がないなら産まない方がいいし、覚悟があるなら産めばいい」という内容でセリは「幸せにする覚悟があったから産まれてきたのであって、心中なんて絶対にしない!」ということを諭します。

 

実際に後からわかったことは母親は過労からの居眠り運転でノンブレーキで海に突っ込んでしまったということ。

 

余計なことではなくて報われていたんだとわかったときの西田敏行さんの顔を見て、また感動してしまいました!

ところでまた出てきている浪矢貴之には見えていない女性は誰なんだ...?(ちょっと怖いぞ)

意味が分からなくても大丈夫です。

後から伏線回収します。

 

そして未来からある白紙の手紙が届くわけですが...

最終的にここに繋がるのか!という中々の伏線でしたね。

 

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思い起こす場面4のネタバレ考察

(画像引用元:映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』公式サイト

 

場面は2012年に戻り、また新たな手紙が過去から届く。

「迷える子犬」という名前のホステスをやっている田村晴美(尾野真千子)だ。

 

内容は大金を得て自分の育ての老夫婦に恩返しをするために愛人になるべきかなのかということ。

 

そんな甘いもんじゃないと躍起になるのは敦也。

自分自身が同じようにホステスの親?(だったと思う)に捨てられて丸光園にきているだけに翔太と幸平にも同じように自分で運命は変えられないと諭す。

 

しかし、やりとりするうちに3人は田村晴美の幸せを願うようになっていきます。

自分で運命は変えられないと現実を受け止めながらも、浪矢雄治と同じように実は人の運命は変えられることができるのではないかと。

 

母親に捨てられている敦也は最後まで「甘いもんじゃない」と書き続けていましたが、自分を信じて行動してくれるのかを田村晴美に試すことにします。

 

やり方は大金を得るための行動として経済の勉強をして、日本のバブルに合わせて投資をするということ。

要は未来で起こることを田村晴美に教えたんですね。

 

実際に田村晴美は大金を得て、老夫婦に恩返しすることもできました。

 

実は最初3人が強盗に入ったときの屋敷の持ち主が田村晴美なんです。

そもそもなぜ田村晴美の屋敷に強盗に入ったのか?

 

この田村晴美が丸光園を開発のためにつぶそうと勘違いしていたところからはじまるんですね。

でも実は丸光園出身の田村晴美(記憶が定かではありません)は丸光園を積極的に援助してきて守ろうとしていたんです。

 

そして3人は田村晴美の鞄の中身を見て、投函前の浪矢雄治への手紙を見つけるわけ。

田村晴美こそが自分たちが成功へ導いた人だと知っていてもたってもいられなくなるです。

まあいろんな感情が入り混じるでしょうね。

 

屋敷に拘束してきたという罪悪感。

自分たちの勘違いであったということ。

何よりも自分たちが相談をしたことで運命を変えられると感じられたこと。

 

敦也を残して2人は田村晴美の元に走り始めます!

敦也はどうするのか?

 

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わかりづらい伏線を回収していきましょう!

なぜ未来から手紙を届くことになったのか?

まず浪矢雄治は浪矢貴之に遺言を残していたんですね。

33回忌の〇月〇日、ナミヤ雑貨店の相談窓口が復活します。

そこでナミヤ雑貨店に相談をし回答を得た方々にお願いです。

その回答は、貴方の人生にとってどうでしたか?

役に立ったでしょうか?

忌憚のない御意見をいただければ幸いです。

店のシャッターの郵便口に手紙を入れてください。

(※すいません。内容はうる覚えです。)

これをそのまま2012年の現在にネット配信すると、それに対しての手紙が集まり、過去の浪矢雄治に届いていたということ。

その命日となったのが3人がナミヤ雑貨店に訪れた日だったんですね。

 

現在と過去を繋ぐ奇跡の解析はできませんでしたが、繋がる手段となったのはまさしくこの遺言の日だったわけです。

 

 

度々登場している浪矢雄治以外に見えない女性は過去浪矢雄治と駆け落ちを計画していた皆月暁子(成海璃子)です。

要は亡霊なんですね。

 

そもそもなんでこの人登場するんだと腑に落ちなかったのですが、丸光園の園長のお姉さん(丸光園の創業者?)だったということがわかってようやく繋がったんですね。

 

まあでも劇中に必要な人物だったかどうかと言われると、複雑になるため(ちょっと怖い)そこまで必要性はなかったのかなと僕は考えます。

 

 

浪矢雄治に届いた白紙の手紙はいったいなんだったのかというと、現実として起こっているのかを確認するために外側から試しに投函してみた敦也の手紙だったんですね。

 

この場面で現在の外側から投函された手紙は過去へ、過去の外側から投函された手紙は現在へと繋がっていることがはっきりとわかりました!

 

そして律義に浪矢雄治はその白紙の手紙を最後の相談だということで浪矢雄治は牛乳箱へ返事を返します。

 

その内容というと...

施設出身や生い立ちに劣等感を感じていた敦也の心を見透かしたように、「白紙だからどんな地図も描ける。可能性は無限なのだから自分を信じてその人生を悔いなく燃やし尽くされることを心より祈っています。」(内容はうる覚えです)

 

劣等感をできないことの言い訳にしてきた敦也はこの手紙をきっかけに走り出すわけです!

あらやす
いやー、めちゃくちゃ刺さりました!

 

最初に出てきた松岡克郎の父親もそうだったのですが、自分のやりたいことをやれ!自己満足でいいんだ!と自分に言われているようで、すごくうれしいのと心振るえる感動で涙が出ましたね。

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟は主題歌も奇跡のように素晴らしかった!

作中でセリが歌っているものなんですが、山下達郎さんが歌うとまたいいんもんですね。

エンドロールで流れてきたときはまさしく良い余韻に浸ることができました!

 

やはり映画は映像だけではなくて、ストーリーと音楽も重要なんだなあ。

まとめ

(画像引用元:映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』公式サイト

 

世間の評判を見るとやはり原作との違いで批判を受けているようですね。

 

僕は原作を読んでいなかっただけに結構おもしろく見させてもらいましたよ。

細かい突っ込みどころはあるにしてもこういう奇跡が本当にあったらいいなあなんて。

 

何よりも自分の未来はやはり白紙であって、どんなことでも叶えることができるということですよ。

そして人と人はわりと繋がっているということ。

 

現在何かを見失って迷走しているようならぜひ見てほしくなる、明日からまた頑張っていこうと思えるあったかい映画だと感じました!

  • この記事を書いた人

あらやす

石川県在住のライターです。ライフスタイルや価値観に共感していただいたあなたと縁(EN)があったことをうれしく思います^^

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