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【ネタバレ感想】期待をまんまと裏切られた映画「ブレードランナー2049」

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本日公開の映画「ブレードランナー2049」を観てきました。

まったく予備知識がない状態だったので単なるSFアクションだろうと思い、「どうせ観るなら気持ちよく4DXでしょ」って選択したのですが...

 

まんまと良い意味で裏切られたわけですよ。

1982年に公開された「ブレイドランナー」の30年後を描いた作品だったようなんですが、僕が持った印象はSFサスペンス。

ものすごく深い意味が込められている作品だと感じました。

 

だからね、結論高いお金を払って4DXで見る必要はなかったというお話ですよ。

 

以下ネタバレを含むので注意してくださいね。

 

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映画「ブレードランナー2049」のネタバレ考察

(画像引用元:映画『ブレードランナー2049』 | オフィシャルサイト

 

簡単なあらすじ

時は2049年。

貧困と病気が蔓延するカリフォルニアで人間と見分けのつかない人造人間の「レプリカント」が労働力としてウォレス社によって製造され、人間社会と共存関係を保っていた。

 

ただ一部の危険な「レプリカント」が存在していて、それを取り締まる捜査官の「ブレードランナー」の存在。

 

ロサンゼルス警察のブレードランナーである通称「K」(ライアン・ゴズリング)は、旧レプリカントである「サッパー」と出会ったことで「レプリカント」の歴史を動かしかねないある重要な秘密にたどり着く。

 

そしてそれはウォレス社の陰謀を知ることにも...

 

そんな中「K」はかつての優秀なブレードランナーである、30年間行方不明だった男、デッカード(ハリソン・フォード)と出会う。

彼が持っている重要な秘密とは?

警察、ウォレス社、レプリカント組織の複雑に絡み合う運命はいかに...

 

 

総じて思った結論から話すよ

まずね...

あらやす
長い!!!

 

何も知らずに見に行っているもんだから、上映時間がどれくらいあるのかって知らなかったんですよね。

まあでも普通の映画であれば長くても2時間で終わるじゃないですか。

 

それがこの「ブレイドランナー2049」はなんと!

約2時間40分!!

 

途中で時計を見るくらい。

まだ終わらないのかっていう感じでした。

 

でも思うところもあって、これがSFアクションだったらおそらく2時間で収まりきっていた話なんですけど、僕がSFサスペンスと思う所以。

 

それがなんとも言えない間を持たせるわけですよ。

人1人が言葉を発するのになんとも意味ありげな間延び感。

後姿の描写から何かあるんじゃないかっていう間延び感。

 

うまく説明ができないのですが、ホラー映画でよくあるじゃないですか。

あらやす
そろそろでてくるでしょ...ほらきたー!

みたいな間ですよ。

 

でもホラーではないからそういうドキっとさせる演出ではなくて、その間があることで意味深な気分にさせるんですね。

これが随所にあるから正直途中でダレてきました。

 

アクションだったらこれがめちゃくちゃテンポがいいわけです。

でもなんとなくこの作品の重い意味を持たせたかったのかなって思いました。

 

 

前作と繋がっている話

前作と繋がっている話だから、初見でいきなりこれを見るとわかりにくところもチラホラ。

ただ冒頭でレプリカントの存在や30年前の出来事について文字での説明があったのでなんとなく入り込むことはできました。

 

でも話の内容としては難しかったですね。

前作を知っていれば人の相関もわかりやすいとは思うのですが、いきなりハリソン・フォードが出てきたときはビックリしましたよ。

あらやす
このタイミングで超大物ぶっこんでくるのか!

 

でもそれも前作のつながりがあっての話。

切れない超重要人物だったということなんです。

 

しかしターミネーターやバック・トゥ・ザ・フューチャー、そしてこの作品と第一段階の作品として未来を描いたものっていうのは車が空を飛んでいるのは当たり前であって、すごい未来を想像していたのだなと共通して思うことですね。

 

2020年も間近となっている現在でも、そこまでの未来感は感じられないだけにギャップに戸惑ってしまうところではありました。

 

その描かれた未来の映像は絶望的なのにリアルで美しかったです。

日本の映画で表現することができる世界観ではないかな...

 

 

ストーリー考察するけど本当に難しかった

主人公はレプリカントを取り締まる捜査官の「K」。

なぜイニシャルで名前が無いかって言うと...

彼もまたレプリカントであるから!

 

初っ端かな衝撃でしたね。

人の手でいいように生み出されて、そしてそのレプリカント同士で殺し合いをする...

だけど警察署に戻れば人間扱いはされないという「K」の立場。

 

だけどそんな「K」にも心許せる存在が。

それがAIホログラムの「ジョイ」という女性(アナ・デ・アルマス)。

あらやす
めちゃくちゃ可愛い!

というのが正直な感想です。

 

このAIホログラムというもの自体はそんなに遠くない未来に実現できそうな予感はしましたね。

VR技術も進歩していますから、あとはAIをどう組み込むかでしょう。

 

ただAIといってもこの作品で描かれているのは人より人の感情を素直に表現している姿でした。

「K」に対して最後まで無償の愛を表現し続けていたことに感動です。

 

 

そして物語は進み、旧レプリカントである「サッパー」を廃棄したことによって判明した事実。

それが人造人間であるレプリカントが子供を産んだということ。

 

ここから一気にいろんなことが動き出します。

警察は歴史を大きく動かしかねない事実を消したいため、子供を殺すよう「K」に指示。

 

ウォレス社もまたこの事実を突き止め、さらなるレプリカントの開発のため、動き出すことに。

 

「K」は子供の存在を追いかけるうちに、レプリカントとして植え付けられた子供の頃の記憶が実は本物の記憶であって、自分自身こそがレプリカントの子供であることを認識するわけです。

 

その記憶が間違いないものとして出てきたキーアイテムが「木の馬のおもちゃ」。

その「木の馬のおもちゃ」を頼りに出生を調べてたどり着いた場所になんと!

前作のブレードランナー役のデッカード(ハリソン・フォード)の登場ですよ!

 

そして彼こそが父親であり、レプリカントの母親であるレイチェルの存在を知ることに。

 

おそらく前作でこのあたりがはっきりと描かれているんですよね。

なぜ人間とレプリカントが出会って、恋をして、子供を産むことことになったのかということです。

俄然前作が見たくなってきました!

 

 

「K」とデッカードが再開して束の間。

デッカードは何としてでも子供の存在を突き止めたいウォレス社に拘束されてしまいます。

 

何も知らないウォレス社は「K」は痛めつけて放置です。

ここで推理小説張りの大曇天返し!

実は「K」はデッカードの子供ではなく、ただのレプリカントであったということを反人間組織を結成したレプリカントの団体と接触することでわかってしまうんです。

あらやす
人間の心を持ち合わせると思っていただけにこの瞬間は切ないねー!

 

でも人間の心を瞬間的にも持ったことによって芽生えた何かがあったんでしょうね。

「大儀の為に死ぬ事は人間より人間らしい」

 

この言葉をレプリカントの反人間組織から聞いたことによって、デッカードを助けに行くんですよ。

最初は組織や子供の存在がばれないようにデッカードを殺しに行くのかと思っていたのですが、違っていたといえどもデッカードの子供だと感じた心があったんでしょうね。

 

デッカードに対して本当の子供に会わせるために死に物狂いで助けるわけです。

 

AIホログラムの「ジョイ」の愛情にしても、人間ではない「K」の行動にしても、人が本来忘れている深い思いを見せつけられた気がして、ものすごく感動している自分がいました!

 

北陸で唯一4DXで鑑賞できるコロナワールドという映画館

4DXで見たいがためだけに今回は金沢にある北陸で唯一上映作品が観られるコロナワールドへ行ってきました。

 

でも僕のSFアクションを4DXで観るというのとは裏腹に、もう少し考えながら落ち着いて観たかった映画でしたね。

 

やはり4DXで観る映画はアクション系に限ると思います!

 

良い教訓になりました。

今後は公式サイトである程度どんな映画なのか下調べをしてから行きたいと思います。

 

 

まとめ

ストーリー自体は本当に難しかったです。

そしてサスペンス的な推理要素も考えさせられましたし。

 

だけどそれよりも人が人工的に作り上げてきたもので地球を破壊し、本来の人間らしさを失っていっているのにもかかわらず、また人工的に作り上げたAIや人造人間が本来の人間らしさを表現するという対局が不自然でありながらも情勢を映し出しているのかという感じで意味深く観させていただきました。

 

でも本当に遠くない未来を映し出しているようで、このストーリーを考え出した作者は本当に素晴らしいと思います。

 

ただね、1つケチを付けるとしたら、ダラダラとした間がなかったらもう少しコンパクトにまとめることもできたのではないかと。

最後の最後はケチ付けて締めます。

これが人であるという自分らしさなので(笑)

  • この記事を書いた人

あらやす

管理人のあらやすです。石川県在住の個人企業型フリーランス。クソまじめ、バツイチ、難病(多発性硬化症)、ミニマリストと肩書がやたら多いライターです。自己満足することでライフスタイルや出会いに幸せの価値を見出しています!

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