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【辛口ネタバレ感想】映画「亜人」は突っ込みどころ満載だったという理由

更新日:

たまにはスカッとした映画を見たくて、予告を見る限りアクションだろうと期待していた「亜人」。

原作の漫画があったとは知りませんでした。

予備知識ゼロで見に行った素直な感想なんですが、スカッとするどころか話が進むたびに突っ込みを入れたくなったのは僕だけだろうか。

 

途中あくびを連発するぐらいの理由について解説していきますね。

 

以下ネタバレを含むので注意してくださいね。

 

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映画「亜人」の突っ込みどころをネタバレ考察してみるぞ

(画像引用元:映画『亜人』公式サイト

 

簡単なあらすじ

ある日事故で死んでしまった永井圭(佐藤健)。

しかしその場でよみがえり、命を繰り返し死ぬことのない「亜人」だということがわかる。

 

亜人と発覚してしまった永井圭は国家に捕らわれ、非人道的なモルモットとして人体実験を繰り返される...

 

そんなとき佐藤(綾野剛)と名乗る別の「亜人」によって捕らわれていた永井は一旦は助けられるも、見解の相違によって佐藤とは戦うことに。

 

絶対に死なない男と絶対に死なない男のエンドレスバトルの行方は?

 

国家に捕らわれた永井圭

(画像引用元:映画『亜人』公式サイト

 

包帯で全身覆われている永井の腕を切り落とすところからスタートするわけですが...

あらやす
グロい系の映画かよ!

と最初からちょっと引き気味で見てしまいました。

 

実際、最初の10分ぐらいかな。

死なない亜人と発覚してしまった永井に対して人間だとは思えないことをずっとやっているんですね。

めちゃくちゃ胸くそ悪い気分で正直見に来なければよかったと思うほど。

 

永井が動き出さないことには物語が進まないからどうやってここから抜け出すんだろうと思っていたのですが、そこに現れたのが同じ亜人の佐藤と田中(城田優)。

 

捕まっていた永井を開放すべく、佐藤と田中は死なない体で戦うんですね。

人を次々と銃で殺害していくシーンはやはりいいものではありませんが、それ以上に非人道的なことをやっていた国家から「早く救ってやってくれ」って応援してしまいました。

 

そして佐藤は永井を開放するわけですが、永井に銃を渡し人体実験を行っていた研究員を撃てというわけ。

できないと断った上で永井は佐藤を銃で撃ってしまいます。

 

あらやす
いやー、仮に亜人だとしても助けてくれた人を簡単に撃ったら駄目でしょ

 

まずはここが突っ込みどころです。

佐藤は永井を敵とみなしちゃうという急展開すぎて全然腑に落ちませんでした。

 

助けてくれた佐藤にお礼も言わずに逃げていくんですけど、永井は永井でこれもある意味非人道的だよななんて思ってしまいましたね。

 

そして佐藤は銃の扱い方も亜人としての戦い方もわかっているプロであるという設定はこの時点でわかるのですが、逃げていく中で永井は自分が亜人だということをすんなり受け入れていて、しかも亜人としての戦い方がわかってる!

 

あらやす
普通はすんなり受け入れられないし、なんでこんな戦い方うまいの?

という感じで腑に落ちないことだらけ。

 

そしてそして急に出てきた亜人だけに見える幽霊の存在。

そしてその幽霊同士が戦うわけ。

あらやす
展開全然わかんねー

 

まあジョジョでいうところのスタンドのような存在なんだろうととりあえず自分を納得させました。

 

とりあえず国家と佐藤から逃げ出すことができた永井は訳の分からぬ田舎にたどり着いて、知らないおばあさんの世話になることになります。

後からわかるんですけど、このおばあさんは永井のことを亜人だと認識しているようです。

 

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永井の妹の存在

(画像引用元:映画『亜人』公式サイト

 

永井の妹(浜辺美波)がでてくるのですが、病気で入院している様子。

僕の住んでいる石川県出身のわりと新しめの女優さんみたいですね。

 

腑に落ちないことを自分なりに考えていたら、いつの間にか妹が国家の監視下に置かれていました。

そこにいた国家側の人間が下村泉(川栄李奈)。

 

そこに田中が現れて下村が田中の幽霊に串刺しにされてしまいます。

あらやす
えっと、これって田中は何をしにきたんだ?

腑に落ちないことを考えすぎてちょっと間のストーリーが抜けてしまいました(笑)

 

佐藤が永井を仲間にしたがっていたので、妹を人質にとって交渉しようとしていたのか。

または国家に対しての復讐のための一歩として起こした行動なのか。

どちらかというのはシーンとして無かったとは思うのですが、まあどちらかの理由でしょう。

 

そこでわかった驚愕の事実。

なんと下村まで亜人だったんですね。

 

またここで1つ突っ込みどころがでてくるのですが、佐藤が1人目の人体実験者、田中が2人目、永井が3人目と発見されるたびにモルモットとして扱われてきたのになぜ下村だけは特別扱いなのか?

 

亜人管理委員会のトップである戸崎(玉山鉄二)のボディーガード的な存在であることはわかります。

でも亜人と判明する前から組織にいたんですかね。

そうじゃないと被検体として扱われない理由がわからないんですよ。

 

かといって亜人じゃなかったら、あの小柄な体格でボディーガードとして組織にいられるとは思えないですし、本当に腑に落ちません。

あれが川栄李奈さんじゃなかったらわかるんですけどね。

 

対戦闘シーンを見ていても小柄すぎるのと童顔すぎてミスキャストに思えてなりませんでした。

演技はうまいと思えるんですけどね。

 

代役を立てるとすると、僕が知っている旬な女優さんとしては土屋太鳳さんとか有力になるかな。

元々スポーティーなイメージもありますしね。

 

妹が襲われたと知り、永井は病院に行くわけですが、国家に監視されているにもかかわらず、そんな簡単に包囲網潜り抜けて妹に会いに行けるのも不思議です。

しかも妹を連れ出すことにも成功。

あらやす
あー、この辺も緩すぎて腑に落ちないなー

 

そして2人して田舎の知らないおばあさんのお世話にあるわけ。

おばあさんも人が良すぎますよね。

 

永井は山奥で幽霊と特訓開始!?

なんのために?

この時点で佐藤と戦うことを決めていたのだろうか?

 

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佐藤がテロを起こす理由

(画像引用元:映画『亜人』公式サイト

 

永井が人体実験をされていたのはおそらく数日以内のこと。

2人目の被検体である田中は2年もの間、ひたすらに人体実験されていたという事実。

これだけ聞いても田中が復讐にかられる理由はわかります。

 

しかし佐藤にはそれ以上に感じる気持ち悪さがありました。

これは綾野剛さんの演技力につきると感じますね。

 

そして田中の口から出た人体実験のために20年間拘束されていたという佐藤の過去。

あらやす
人体実験のために20年間も何度も殺されることになれば気もおかしくなるし、復讐以上の気持ちが芽生えてもおかしくないよな...

 

どんな理由があるにせよ、テロ行為は断じて良くないとはもちろん思います。

亜人という存在が現実的にないにしろ、仮に自分が同じ目にあっていたらと考えると...

やはり復讐ということは正直少なからず考えてしまいます。

 

こういった思想によって、国家に対してテロ行為を開始。

要求は東京都を亜人自治区にするということ。

そしてそれが叶わなければ佐藤自身が人体実験として開発された毒ガスで東京都にそれをばらまくということ。

そして亜人の求人募集。

 

わかっていないだけでも亜人ってこんなにいるんだねってわかる瞬間でもありました。

 

まず佐藤は亜人管理委員会がある厚労省に飛行機ごと突っ込んでいきます。

9.11を思い出させるような描写で正直気持ちは良くなかったです。

 

さらにそこで武力部隊であるSATと戦闘して佐藤自身の亜人である戦闘能力を誇示するわけ。

亜人の力は国家権力で止められないという、交渉を有利に進めようとしたんですね。

それと同時に永井に対しても仲間になるよう仕向けていたのでしょう。

 

亜人同士の戦いの結末

(画像引用元:映画『亜人』公式サイト

 

永井は佐藤を止めようと決意します。

何が彼をそうさせたのでしょうか?やはり腑に落ちません。

 

そして、佐藤を止めるために自分の人体実験の指揮をとっていた戸崎に同盟を持ちかけるわけですが、恨むべき相手によくこんな交渉ができるものだとここでも疑問を持ちましたね。

 

どちらかが裏切っても本当におかしくないと思えるわけです。

まあでもここで急に出てきた戸崎の恋人の存在。

その恋人が病気という設定で、その命をいつでも絶てるんだという交渉の材料だったんですけど、もう少し何かなかったのかという薄っぺらさを感じてなりません。

 

そして同盟後に指揮をとるのはなんと!

戦闘ど素人の永井なんですね。

 

あらやす
いやいやいや、俺じゃなくても突っ込むよ!

戸崎をはじめ、なぜそこまで永井を信じることができたのか?

 

そもそもの設定では妹の病気を治したいと思っていた研修医ですよ!

亜人制圧のためのミッションで集めたその他プロがいる中で永井の意見が優先されるんですね。

 

そして最終決戦の絶対に死なない永井と絶対に死なない佐藤の戦い。

佐藤は戦いのプロであるのはわかるんですが、短期間の修行で互角に渡り合えると思っていなかっただけに、これはあまりにもお粗末な内容だなと感じてしまいました。

 

原作もこんな感じなんでしょうか?

いや、きっと2時間に詰め込めなくてはいけなかった理由があるんですよね。

そうじゃないと人気作になってないですもんね(笑)

 

まあでも結局佐藤の経験が上回っていてどうなるかってところで永井だけで決着がつかなかったところに、自衛隊の新しい組織である「対亜部隊」に制圧されて最終決戦は終了します。

 

それよりもラストシーンが僕にとっては衝撃的で...

あらやす
スーパーマンかスパイダーマンか(笑)

とアメコミのラストを思わせるような最後にちょっと笑ってしまいそうになりました。

 

アクションと音楽はめちゃくちゃかっこ良かった

(画像引用元:映画『亜人』公式サイト

 

今からアクションがはじまるよってタイミングで聞こえてくる「3.2.1」というカウントダウンからの音楽。

あれは良かったなあ。

 

期待が高まりますし、佐藤健さんと綾野剛さんのアクションがやっぱりかっこ良かったです。

そのかっこ良さに裏付けされているものもちゃんとあってこの2人の何が良かったって...

その肉体美です!

 

日頃から相当鍛えていないとあの体は作れないだろうなと思うわけ。

一番はじめに気付いたのはビルに飛行機がぶつかった後、綾野剛さんの袖が破れて腕があらわになっていたんですね。

 

あらやす
なんだこの太っとい腕は!

この映画のためだけに作りこんでいる腕ではないぞって思ったんです。

 

そしてその後裸の肉体を見ることができたのですが、シックスパックといい、体全体のバランスが非常に良かったですね。

男として理想の体だと感じてしまいました。

変な趣味はないですよ。その肉体美に惚れているだけです(笑)

 

そして服を着ているときゃしゃな体に見えていた佐藤健さんもほぼラストシーン間際で裸のシーンが。

あらやす
綾野剛さんに負けてないんじゃねーか

っていうぐらい細すぎない作りこまれた肉体だったんですよ。

 

なるほど。

だからこそのアクションができるんだよね、と納得できるかっこいいアクションを見れて、そこに関しては満足できました。

 

佐藤健さんに限ってはあの代表作の「るろうに剣心」に思わせるアクションもあって良かったですね。

調べてみるとアクションはるろうに剣心のチームが集められているのだとか。

だから似たようなアクションシーンになるんですね。

 

でもあの迫力あるアクションシーンだけは見ごたえがあったと思います。

 

自分もたるんだ肉体にムチ打って2人のような体を作りたいです。

いや、これから作っていきます!

 

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YoutuberのHIKAKIN(ヒカキン)の出演は絶対にいらない

YoutuberのHIKAKIN(ヒカキン)をなぜあそこまでプッシュしてくるのか意味がまったくわからなかったです。

まあ裏で広告力としてのYoutuberを利用したかったというところでしょう。

 

Youtuberの広告力の方が民放の力より大きいのだろうか?

そうだとしてもちょっと情けないと思ってしまいます。

 

あのシーンだけで正直映画の熱が冷めるといいますか、映画の質を下げるといいますか、この映画の中でも最もいらなかったシーンではないかと感じます。

 

それだったら亜人の原作を知らない初見の人のために、もうちょい作りこんでほしかったなあという思いしかないです。

 

HIKAKIN(ヒカキン)さんも所属の事務所があるにせよ、Youtuberらしく仕事を選んでほしいです。

本当に嫌悪感しか抱かなかったですからね。

 

まとめ

本当に突っ込みどころがありすぎる映画でした。

そう僕が思っていることを考えるとおそらく原作を見ていないと中々理解できない内容だったのかなあ。

 

逆に原作がどんなものなのか気になりだしてきたので読んでみようかなとは思っています。

 

アクションシーンを見ていてもテンポとしてはめちゃくちゃ良かっただけにやっぱり初見の人にもわかりやすいストーリー作りをしてほしいところです。

あとYoutuberとかは絶対に使わないでほしい。

 

何度も言いますけど、映画界の質が下がってしまいますから。

お金だけじゃなくて、本当に良い作品を見たいという純粋な視聴者の意見ですよ!

  • この記事を書いた人

あらやす

石川県在住のライターです。ライフスタイルや価値観に共感していただいたあなたと縁(EN)があったことをうれしく思います^^

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