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【ネタバレ感想】映画「8年越しの花嫁」で感じた奇跡と現実

更新日:

今年の締めとしてもすごく観たかった奇跡の実話である映画「8年越しの花嫁」

予告からしておそらくもう泣いてしまうだろうことは予想していたのですが...

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ハンカチ忘れたー!
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かろうじてティッシュを持っていたので本当に良かったです。

それだけ顔がグシャグシャになっていたと思います(笑)

 

これが本当に実話なのかと感動するともに、僕の人生にも照らし合わせてしまって、複雑に感じてしまう現実でも涙してしまいました。

 

おそらく同じような経験をしたことがあるのであれば相当感慨深いものがあるだろうなって。

 

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映画「8年越しの花嫁」のネタバレ考察

(画像引用元:映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』公式サイト

 

簡単なあらすじ

飲み会をきっかけに出会った尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。

順調に交際を重ねて尚志は麻衣にプロポーズするが...

 

ある日突然麻衣は意識不明となってしまい、尚志は麻衣がこのまま目を覚まさない可能性があることを告げられる。

 

しかし、いつか目を覚ますと信じて寄り添う尚志。

 

入院から529日のこと。

麻衣は目を覚ましたが、尚志の記憶がないという新たな困難に立ち向かうことに。

 

結局麻衣の記憶が戻ることはなく、麻衣の幸せを願う尚志がとった行動とは?

2人は再び奇跡を起こすことができるのか?

 

※以下観ていないならネタバレを含むので注意してくださいね。

 

「8年越しの花嫁」の2人の本人映像も同時に公開されているよ

この動画を見るまでは困難を乗り越えて結ばれた作られたラブストーリーだと思っていたんですよ。

 

だけど実際に尚志さんと麻衣さんは存在していて、まさにプロポーズから8年経過しての結婚式を実現されたと知ったときに、それだけで涙があふれてきました。

 

お互いにいろんな思いもあるだろうし、それだけではなくてまわりの支えもなければ絶対に起きなかった奇跡なんだろうなって。

 

映画として映像化されるとわかったときに試写会に申し込むほど本当に観たいと思いましたね。

 

映画「8年越しの花嫁」の実話で涙した奇跡と現実を考察

尚志と麻衣の出会いとそして愛を育む姿は本当に日常誰しも起こって経験するものだったので、すごい確率で非日常的な現実にも誰しもぶつかる可能性があるのだなと真っ先に感じました。

 

尚志は麻衣にプロポーズするのですが、そのときのミニサプライズには少しクスっと、微笑ましい感じでした。

しかしその後の尚志の行動的な姿を見て、なんだかすごく男らしさを感じてなりません。

それがプロポーズからの帰りの道中で結婚式場で他の人の結婚式を見て、その場で結婚式場を予約してしまうというところ。

 

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あらやす
めっちゃ男前やん!
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尚志さん、すみません。

ご本人さんを拝見する限り、めちゃくちゃ優しそうではあるのですが、控えめな印象があっただけにこの行動に関してはを感じさせていただきました!

 

しかし、そんな幸せが長く続くことはありませんでした。

そのプロポーズの日から麻衣に異変が。

頭が痛いということからはじまり、ついには尚志さんとの思い出の日々の記憶が無くなってしまうのです。

そして急遽訪れた麻衣の意識混濁からの意識不明。

 

本当にこんなことがあるのだろうかと土屋太鳳さんの演技から思わせるぐらい鬼気迫るものがありました。

でも実話だから尚志さんは直面しているんですよね。

 

判明したことが卵巣にできた腫瘍によって、その異物を排除しようと自分の体が作った抗体自身が逆に脳を攻撃してしまうという何百万人に1人という病気でした。

 

僕の多発性硬化症という病気も本来自分の体を守ってくれる免疫の仕組みが、ウィルスを攻撃するのではなくて、自分の脳や脊髄、視神経を攻撃してしまうという自己免疫疾患だけに観ていて、他人ごとでは正直なかったです。

あらやすの壮絶な人生はこちらから >>

 

患った本人が「なぜ」「どうして」と本当にわからないんですよね。

だからこそ不安にもなりますし、病名がわかるころには進行している可能性があります。

そういったときに支えてくれる存在があるというのは大きいです。

 

でも麻衣さんの場合は意識不明になっていますから、そういった存在も感じられず、実際に眠っていた間はご本人はどんな感じだったのかということを思わずにはいられません。

 

そんな麻衣の元にかかさず訪れて看病をする尚志を見て思うことはおそらく誰しも思うことはあるはず。

 

あらやす
自分がこの立場になったら同じ行動ができるだろうか...

目を覚ますかわからない意識のない彼女と自分の家族ではない彼女の両親とずっと付き合っていけるかということが。

 

この看病をしている場面の大変さはそこまで伝わらないのですが、実際看護師や医者が付きっきりで面倒を看てくれるということはないので、家族の誰かができるだけそばにいるということは必要です。

 

この場面でも僕の人生に照らし合わせて観てしまい、尚志さんと麻衣さんのご両親の大変さに涙してしまいました。

 

僕は1人目の子供を亡くしています。

脳性麻痺ということで生まれてきて、意識はなく、だけど便もするし、自発呼吸もありました。

そう、生きようと本人はきっと頑張っていたんです!

 

だからこそ毎日病院に訪れては床ずれしないように体位を変えたり、体が硬直しないように手足を動かしたり、おむつを交換したり、のどに詰まる痰を取り除いたり、と看護師や医者の目の届かないときは自分たちが看て対応していたんですね。

 

だからこそその大変さは痛いほどよくわかります。

原動力となっているのはやはり治ってくれるだろうというわずかな希望があるからこそできることです。

 

尚志さんも麻衣さんのご両親もその思いだけで行動していたんだろうなって心からわかります。

 

だけど1年も目を覚ますことがなかった麻衣に、その両親(杉本哲太・薬師丸ひろ子)から尚志に言われたことが、「麻衣のことは忘れてほしい」ということでした。

 

それはそうですよね。

実際には家族ではないですし、いつ目を覚ますかわからない娘のために尚志さんの人生を無駄にしてほしくないという、麻衣さんのご両親の優しさからの言葉だったのでしょう。

 

一時は尚志も受け入れるも、それでも麻衣のそばにいたいと病室に戻ります。

鉢合わせた麻衣の母親からもっと厳しいことを言われるのかと思ったのですが、「ありがとう」と本音が見えたときにまた感動してウルっときてしまいましたね。

 

そしてついに麻衣が目を覚まします。

最初は言葉を発することすらままならない感じでしたが、リハビリを重ねることによって次第に良くなっていく麻衣。

しかし麻衣は重要なことを打ち明けられずにいたわけ。

それが...尚志のことをまったく覚えていないという事実。

 

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あらやす
このショックはでかすぎでしょ!
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あれだけそばで看病してきたにもかかわらず、出会ったときの思い出や過ごした日々すらもずべて覚えていないのですから。

 

必死に思い出そうと無理をして頑張っている麻衣を見て尚志はもう会わないということを麻衣に告げます。

 

あらやす
尚志さん、優しすぎるでしょ!

過ごした日々、看病した日々をすべてなかったことにして、さらには尚志さんは住まいも職場も変えてしまうわけ。

すべては麻衣さんのためだけに。

なんかもう愛を超えた究極のものを尚志さんに感じてなりません。

 

麻衣の生活も落ち着いたあるとき、結婚式場のスタッフが思い出したように麻衣に近づいてきます。

そしてそこで麻衣にとってわかったことが。

2人が出会った日、そして結婚式を挙げようと決めていた日が3月17日で、いつ目を覚ますかわからなかった麻衣が幻滅しないように毎年予約をしてはキャンセルをしていたということが判明するんですね。

 

あらやす
尚志さん、もうね、僕が惚れますよ!

 

そこでもう1つ神がかった奇跡が。

麻衣が携帯の暗証番号がずっとわからずにいたのですが、もしかしたら...と「0317」と入力すると解除されるんです!

 

そして次々と受信されるメールの数々。

そこには尚志が自撮りで記録していた目を覚まさない麻衣との日々、そして麻衣への愛の叫びでした。

 

ここでね。

ドバーっと鳥肌が立つとともに、ドバーっと号泣ですよ。

目を覚ますかわからない彼女に対して、どうしてこんなに愛を届けることができるのか。

 

当然それは麻衣にも伝わるわけ。

そして両親の力は借りずに島で仕事をしている尚志に直接会いに行きます。

 

「記憶は戻っていないけど、もう一度好きになりました」

また涙がドバーっとでて、そして「立って2人で歩こう」のシーン。

 

「右足、左足、右足、左足...」

またドバーっと涙です。

 

最後の最後で号泣するものだから、もう顔はぐちゃぐちゃですよ。

出るに出れなかったけど、目をおそらく真っ赤にして足早に後にしました。

 

映画「8年越しの花嫁」の主題歌「瞬き」も感動を追い打ちしたね

8年越しの花嫁の主題歌はback numberの「瞬き」。

これがエンドロールで流れたときは涙を止めたいのですけど、さらに追い打ちをかけてきましたね。

 

「幸せとはー...」

まとめ

(画像引用元:映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』公式サイト

 

僕がこれだけ涙をした理由としては、やはり順風満帆な人生ではなく、非日常的な現実をより多く知っているからこそだと感じています。

 

だからただただ感動したというよりは人生に当てはめてみて、僕は自分の子供に対しては思い叶わず奇跡の裏側にいたわけで、それでも奇跡があるという事実を祝福したいという気持ちになりました。

 

もっと単純に考えれば、尚志さんのようにこれだけ一途に相手のことを愛せるという自信がつくまでは再婚することはないだろうとも感じました。

 

なんか婚活とか恋活とか、この映画を観た後はどうでもいいレベル。

ゆっくりと気長に本当に愛せる人が見つかればいいなと。

見つからなければ別に生涯独身だっていいんじゃないって感じです。では。

  • この記事を書いた人

あらやす

石川県在住のライターです。ライフスタイルや価値観に共感していただいたあなたと縁(EN)があったことをうれしく思います^^

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